2007年度ダイキン低温用エアコン
全シリーズにインバーターを搭載
低温用エアコン『冷蔵ZEAS(ジアス)』中大型機を新発売
<4〜15馬力・全2タイプ計16機種>
ダイキン工業株式会社は、野菜や果実・食肉等食料品の保管などに多く用いられている低温用エアコンとして『冷蔵ZEAS』シリーズ4〜15馬力・全2タイプ(※1)計16機種を2007年2月26日より発売いたします。すでに好評を得ている小型機シリーズにくわえ、中大型機シリーズにもインバーターを拡充することで全シリーズへ搭載され、きめ細かな温度制御が可能となりました。
(※1) デフロスト(霜取り)方式で2タイプ
(1)ホットガスデフロスト方式 ・・・圧縮機の熱い吐出ガスを直接室内機(冷却器)に送り、内部からの加熱で霜を溶かす方法。 (冷蔵庫内温度が2℃または5℃以下の場合に使用)
(2)オフサイクルデフロスト方式・・・圧縮機を停止し室内ファンの運転により庫内の空気を通風し、その熱で霜を溶かす方法。 (冷蔵庫内温度が2℃以上の場合に使用)
【特長】
1.インバーター搭載により年間電気代を約30%削減
高効率な「パワーリラクタンスDC圧縮機」、「DCファンモータ」を室外機に搭載、インバーター制御により冷蔵庫の負荷に応じた効率の良い運転が可能となり、年間電気代を当社従来機(一定速機)に比べ約30%削減しました。年間電気代では、100平方メートルクラスの冷蔵庫で従来機に比べ年間電気代が約66万円となります。(従来機約94万円/当社試算条件により算出)
2.冷蔵庫内温度変動の安定化で高鮮度保管が可能
果実や野菜などの保管には、鮮度を保つための安定した高鮮度保管が重要となるため、冷蔵庫内温度変動幅を小さくすることが求められいます。今回の新製品は、ホットガスデフロスト方式に、業界初の「インバーターホットガスデフロスト方式」を採用することで、外気に影響されず安定した効率の良い霜取りを可能にしました。また、霜取り中の熱による冷蔵庫内の温度上昇を低減し保管物への影響を抑制しました。
3.業界トップクラスのコンパクト化と施工性を大幅改善
冷媒には、オゾン層破壊係数ゼロで新冷煤の中でも熱搬送能力の高いR410Aを採用しました。その結果、冷媒配管径のサイズダウンと室外機のコンパクト化が実現できました。15馬力の室外機では従来機に比べ据付面積が約60%削減となり、8馬力の冷媒配管では業界トップの液管直径9.5ミリメートル(従来15.9)、ガス管直径25.4ミリメートル(従来28.6)を図ることができ、省資源につながりました。最大冷媒配管長も最大60メートル(従来50)、高低差最大30メートル(従来20)となり、施工性を向上させました。
【開発の背景】
近年、環境への配慮やコスト削減への意識の高まりから機器の省エネルギー化が強く望まれ、さらに2005年2月には京都議定書が発効されたことにより、ますます省エネルギー化が求められています。一方、流通業界では食品衛生管理の観点から、新しい国際基準ISO22000(食品安全マネジメントシステム規格)が2005年9月よりスタートし、安定した温度管理と鮮度保持が求められています。
物流倉庫など省エネルギーが重視される中大型冷蔵設備に対しても柔軟に対応するために既に小型機を発売し好評を得ている『冷蔵ZEAS』の中大型への展開が急務でした。当社はインバーター制御で従来の一定速機に比べ、大幅な省エネエネルギーと冷蔵庫内温度の安定化を可能にしました。今回、小中大型シリーズにインバーターを搭載したことにより、低温用エアコン『冷蔵ZEAS』全シリーズが、省エネルギーモデルとなりました。
ダイキン工業株式会社
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