東京工業品取引所平成19年2月の概況について
この度、東京工業品取引所では「平成18年2月の概況について」を取りまとめましたので、ご覧下さい。
・21年半ぶりの高値をつけた金、上場来高値を更新した白金が市場をリード
月間出来高が9ヵ月ぶりに前月実績を上回る
2月は、パラジウム、アルミニウム及び金オプション取引を除く全ての商品で活発な取引が行われ、月間合計出来高は、9ヵ月ぶりに前月実績を上回り、前月比458,030枚(13.1%)増の3,964,033枚となりました。
金及び白金は、米国のインフレ懸念や混迷続くイラク情勢、イランが核開発につながるウラン濃縮計画の続行を表明したこと等を背景に内外ともに急伸しました。弊所市場においても金及び白金が記録的な高値を示現したことから、一般投資家や当業者等の取引が錯綜し、金の出来高は前月比297,367枚(24.4%)増の1,515,906枚、白金については前月比91,690枚(17.1%)増の628,980枚となりました。
また、原油及びガソリンは、米国の石油精製施設で事故が発生したことや中東地域の緊張感の高まりを受けてNY原油が約1ヵ月ぶりに60ドル台を超えたこと等から、注目を集めました。弊所市場における原油の出来高は前月比26,507枚(21.3%)増の150,831枚、ガソリンについては前月比33,736枚(6.2%)増の577,862枚となりました。
・白金の値段が上場来の高値を更新
2月26日、白金の期先限月が4,782円をつけ、上場来の高値を更新しました。
・白金の受渡値段/ガソリンの受渡枚数が上場来最高を記録
2月23日に納会日をむかえた白金2月限の受渡値段は4,755円となり、受渡値段の上場来最高値を記録しました。
また、同じく2月23日に納会日を迎えたガソリン3月限の受渡枚数は1,860枚となり、上場来の最高受渡枚数を記録しました。
・「東京工業品取引所 検定試験」を実施
弊所は、2月24日、全国7都市において「平成18年度 東京工業品取引所 検定試験」を実施しました。
この試験は、弊所が平成16年度から開催しているもので、本年度で3回目となります。
また、本年度からは、これまでの試験科目(貴金属・石油・オプション)にゴム・アルミニウムを追加し、試験科目は5科目となりました。
各会場とも予定を上回る受験希望者数となり、延べ人数にして2200名以上の方に受験していただきました。弊所としましては、こうした活動を通じ、先物業界における専門性知識・信頼性の向上に寄与できればと考えています。