東京大学医学部附属病院、日本初の高度イメージガイド下放射線治療を開始
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東京大学医学部附属病院(以下、東大病院)は、強度変調放射線治療(IMRT)およびイメージガイド下放射線治療(IGRT)を実施できるエレクタ社のシナジーを日本で初めて導入した。最近治療が開始され、高精度な3DのX線ボリュームIGRTでがんを治療する日本で最初の病院となった。
今年の初め、東大病院の放射線治療科では、X線ボリュームイメージング(X-ray Volume Imaging、以下XVI)を提供できる唯一の放射線治療装置であるエレクタ社のシナジーを用いて、頚部腫瘍患者に対してエレクタ・シナジーとXVIを用いた位置決めを行った。
「XVIの非常に効率的かつ容易な腫瘍部位の位置決め機能に驚いた」と感想を述べる東大病院放射線科の中川恵一助教授。その後、早期肺がんに対する定位放射線治療にもエレクタ・シナジーとXVIを用いた位置決めを行った。治療を担当した技師は、自身による位置決め精度が3軸方向に対して0.1mm以下であることをXVIにより確認でき、非常に満足していた。
正確な位置決めが必要な定位放射線治療を含む高精度照射では、エレクタ・シナジーによるXVIが非常に有効であり、効率的でもあると中川助教授は話している。
【エレクタ・シナジーとは】
エレクタ・シナジーは撮像機能を備えた高度デジタルリニアアクセラレータで医師は患者を治療する位置で、その患者の画像を撮影することができる。そして、その画像データを元に、即座に患者の位置を微調整し、治療を行うことができる。
エレクタが先駆けとなったIGRTの概念、そして2002年に発表されたエレクタ・シナジーの開発は、軟組織を含む内部組織を治療システムの基準座標系で、かつ治療時に、三次元で視覚化したいというニーズから生まれたものである。
これにより臨床医は、臓器運動/変形や患者セットアップのわずかなずれによって生じる幾何学的な不確実要素を最小限にとどめることができる。エレクタ・シナジーは、IGRTによって、臨床的に確信を持って高度放射線治療技術を使用できるよう設計されている。
三次元で、また(四次元となる)治療時に撮影される高解像度の画像と、通常の作業に適応できるように開発されたワークフローとを組み合わせたものは「4Dアダプティブ」と呼ばれ、エレクタのIGRTソリューションとなっている。
【会社概要】
名称: エレクタ株式会社
本社所在地: 〒651-0086神戸市中央区磯上通6-1-9 KOBE MKビル
創業: 1993年10月5日
資本金: 1億円
従業員数: 49名(2007年3月現在)
代表取締役: ステファン・オットー
URL : http://www.elekta.com